茶の湯歳時記

9月
今月の一景
   彼岸花は。本当にお彼岸に咲く不思議な花です。葉のまったくない茎の上に華麗な花を咲かせます。
今月の行事 天然忌 9月13日は天然忌、表千家7代如心斎の忌日です。天然というのは、大徳寺の大龍和尚から受けた号です。如心斎は利休後100年を経て改革の必要になった茶道に対して、それまでの茶の湯の教課を川上不白とともに七事式の形にまとめました。このことは利休以来の古風な茶道に対して一線を引き、その精神は不動のものとしても、皆がおけいこをより楽しめるように制定し、茶道の中興の祖とされています。天然忌には残月亭に自筆の円窓のお軸をかけ供茶され、且座を中心に一二三と数茶を隔年で行います。
七事式 ・花月:主1人、客4人で折据に入れた花月札によってくじをひき、月があたればお茶をのみ、花があたれば、お点前をする。
・且座(さざ):東(亭主)、半東(補助)、客3人で行う。正客が花をいけ、次客がお炭をつぎ、三客が香をたき、東がお濃茶をたて、半東がお薄をたてる。
・茶カブキ:お客が試みの2種のお茶を飲んで、次に名前のあかされていない三種の本茶をのんでそのお茶銘をあてる
・廻り炭:人数の定めはなく、主客が順次お炭をついでいく。
・廻り花:人数の定めはなく、主客が交互に花をいける
・一二三:亭主がお茶をたて、客はその点茶ぶりをみて点数をつける
・数茶:客一同が札をひいて、札の当たった者から、、亭主のたてた薄茶を順次のむ
今月のお道具
折据と花月札
今月は七事式に徹しました。花月に使用する折据と花と月の印の入った花月札です。
                                                        

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