5月
今月の一景
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さつきとつつじの違いというのは、はなの大きさくらいしか解らないのですが、このシーズンを彩る美しい花ですね。このあと6月に入って、花の色が水色や紫色に沈んでしまうまでのひととき、牡丹やさつきのあでやかな花の色は生命力を感じさせます。 |
| 今月の行事 |
初風炉 |
5月になったから炉を閉じ、風炉に代えるというような、杓子定規なものではなく、季節の変わり目を肌で捕らえて、心配りを添えて、切り替えるということでしょうが、このシーズンにいよいよ風炉に変わります。寒い季節になじんだ炉をしまうのは、ちょっと名残惜しい気もしますが、それより風や草活きれの香りが風炉への切り替えを急き立てます。炉畳を置いてみると急に部屋が広く、そして軽やかに感じられます。厳しい修行のシーズンから、夏に向かってお茶を回りのみなさんに楽しんでいただくシーズンへの移行と考えてはどうでしょうか。 |
| 今月のお道具 |
道安風炉 |
風炉には,道安風炉や丸風炉のように、風炉の前がおおきくきり取られている前欠き風炉と、朝鮮風炉のように釜が風炉の縁にすっぽりはまって(切り合せ)、風炉の正面に透かし穴がある眉風炉があります。今のように風炉に代わったばかりの時期は、まだ火の景色がわかりやすい前欠き風炉を用いますが、もっと暑い時期には火気がなるべくお客様に感じられないように眉風炉がつかわれます。 |

棗・曳舟 |
とても気に入っているお棗です。風炉の季節になると螺鈿の象眼など涼やかなものを使い始めます。このお棗も舟を曳く漁師の笠が螺鈿になっています。水が温んで漁に励む漁師の喜びが伝わってくるように思われます。 |
2003年
お稽古模様
90歳になる母が整えるお稽古の設えを記録してみようかと思います。 |
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| 茶室床 |
茶花 |
お稽古席 |
広間床 |