茶の湯歳時記

7月
今月の一景
  本当は七夕にちなんだ写真をいれたかったのですが、まだ手元にありません。それまでのつなぎですが、庭にさいた、たった一本のしょうまです。そろそろ、露草も咲きはじめます
今月の行事 朝茶 盛夏に向かって、お茶事も涼をもとめて朝茶になります。
信楽でお世話になっている茶陶作家の奥田英山先生は、お裏の先生でもありますが、夏の早朝、近くのお寺のお茶室で朝茶をされます。高原の気配の信楽では、あんまり格式ばらずに、夏のしっとりと樹木の露の香りがするような早朝、朝茶に向かう雰囲気は、それだけでさわやかで涼しげです。
朝茶では、釜も小さ目なものを使い、お道具もシンプルに取り合せるのがよあっそうです。後炭も省略され、お濃茶のあとすぐお薄となり、9時頃までには終わるのが適当です。 

信楽陶器まつり
7月の最後の週末は信楽の陶器祭りがあります。陶器市が立つのはもちろんですが、なにより楽しく美しいのはこの松明行列です。身の丈より大きい竹と薪でで作られた松明を背負って、町内の広場を起点に30分愛宕山山頂の陶祖を祭った神社まで行列で登っていくのです。行列は延々と続き最後の人がスタートするまで2時間くらいもかかるでしょうか。その間町内の子供たちの太鼓囃子や、縁日が賑やかに繰り広げられます。昨年はこの祭りにあわせて、窯焚きをしました。
今月のお道具  夏茶碗 夏の暑い時期、普通のお茶碗よりずっと浅い夏茶碗や、馬盥が使用されます。茶筅通し等のとき扱いが難しいのですが、この時期たけの趣向として、楽しみなものです。一時期夏茶碗に、お湯でなく冷たい水でお茶をたてておだしする、というようなことが行われていましたが、最近ではあまり聞かないようが気がします。冷房が行き渡ったこともあり、そのようなちょっと無理なことは必要なくなったのかもしれません。
2003年
 お稽古模様

90歳になる母が整えるお稽古の設えを記録してみようかと思います。
茶室床 道安風呂と筒釜
6月に忙しくて出せなかったのでちょっと遅いですが、道安にしました。
広間床

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