茶の湯歳時記

1月
今月の一景
お正月、年末までのあわただしさがウソのように、一夜過ぎると真新しい新鮮な1日が始まります。お茶室も、床の間には結び柳を生け、丸三宝に長熨斗などの床飾りをします。そんな朝に晴天に恵まれ、お茶室に朝日の一条がさせすなか、静かにお釜のたぎる音がする。これは日本人冥利につきる、そんな感じがしましせんか?
今月の行事 初釜 お正月に始めてかけるお釜を言いますが、新しい年を言祝ぎお茶を点てる行事の総称です。お家元ではそれぞれ新年の行事が、行われますがお茶のお稽古場でも、この日は先生がお弟子さんを招き、新年のお祝いをいたします。
そこで我が家でも、初釜をいたしました。
今月のお道具
島台茶碗
お正月の初釜には、島台茶碗を用います。島台というのは、もともと塗物の杯を二つ重ねたものをいうのですが、それを模して、大小二つの井戸形のお茶碗をかさね、内側に金銀の箔を張ったもので、赤楽が一般的です。ただ大樋焼きのものや、また即中斎のお好みには、覚入作の上が黒、下が赤の楽茶碗というものもあるそうです。

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