| 今月のお道具 |

短檠(たんけい)
小燈(ことぼし) |
夜咄に欠かせないお道具として、お茶室内部や、待合い、つくばいなど外の明かりとなるものに、短檠、小燈(上の写真中央)、手燭、などがあります。短檠では、灯芯を雀土器にいれた油にくぐらせ、その先端に火をつけます。昔は菜種油などを使ったのだと思いますが、家ではサラダ油を使っています。その他のものには、炎が安定してゆれが少なく、長時間使っても蝋燭のたれが少ない和蝋燭を使用します。手燭には20匁のもの、その他は10匁のものを使うのだそうです。
我が家の今年のお茶会は諸般の都合で、ごく内輪で夜咄のまねごとをしました。蝋燭などの明かりで見るお茶席は、陰影が深く明かりの揺らぎによって、ずっと趣があるように
思えます。 |