2005年12月11日
| みなさん、こんにちは!久しぶりになってしまいました。『たびたびトーク』です。 今、長野新幹線で今日の夜行われる上田の『無言館』で行われる朗読会に向かっています。 NHKの先輩、青木裕子アナウンサーが朗読されるのですが、私も『うさぎのユック』を読ませていただくことになりました。 なんだかとても嬉しいです。いつもはオーボエの加古ふみこさん、ユーフォニアムの石橋美奈子さん、ピアノの渡辺ゆみさんの演奏とともに朗読コンサートとしてお届けすることが多いのですが、今日は全くの朗読。ということは、素敵な演奏で雰囲気を作ってもらう中での朗読と違い、朗読の技術がいつも以上に明確に問われるわけで・・・ ということは、青木先輩にチェックをしっかり入れていただけることになり、きっと私は、反省、修正しなくてはならないことにも気づけ、この年の瀬、来年の活動に向け初心に戻れる有意義な一日になりそうです。良い朗読、できるよう頑張ってきますね! 朗読というのは本当に生き物で、その日の体調、気持ち、そしてお客様によって何度同じものを読んでも一つ一つ違ってきます。本当に奥が深く、すればするほど楽しくなっていきますし、なんといっても心と体、両方の健康を支えてくれます。私は病気の実情では考えられない元気を続けていられているのも、朗読のおかげだと思っています。 さて、昨日、私が住んでいる千葉県八千代市では、来年の2月25日(土)13時から市民会館大ホールで始まる朗読コンサートに五匹のうさぎの朗読で出演する小学生、中学生たちのオーディションが13時から16時半まで、午後いっぱいかかって行われました。28人の子どもたちが元気にオーディションを受けてくれまして、それはそれは審査員の私たちにとっても、一緒に来てくださったお父様お母様にとっても、そして何よりも、ドキドキしながら今までこの日に向けて一生懸命練習しながらオーディションを受けてくれた子どもたちにとって、最高のひとときになったと思います。みんなとっても素晴らしかった・・・私たちは本当に感動させていただき、審査員の目に涙が、という場面もありました。ただ、なんといってもつらいのが、どうしても5人に決めなくてはならないこと。私は、審査員で来てくださったパステル画家の山中翔之郎(しょうしろう)さんに、28人の中からまず補欠も含めて13人を発表するつらい役目を押しつけてしまいました。 選ばれた13人は、みんな甲乙つけがたく、一時は、ユックのお話を前半と後半に分けて、10人出演してもらえるようにしようかとも悩んだのですが、やはり、作品をお客様にきちんと楽しんでいただけるものに仕上げるには、発表会とはちがって、ユック、ニッコ、オットー、ノンコ、バリーの役は一人一人で通さなくてはと、心を鬼にして5人を選びました。13人のうち、8人は、万一当日出演者が体を壊した時などに備えて補欠としてですが、一緒に練習してもらうことになります。舞台で朗読できないのに練習するのは、ちょっとさみしいことですが、出演できる5人は補欠のみんなが頑張ってくれるおかげなんだって感謝して、一緒に練習していってほしいし、補欠のみんなも練習だけということは決してさみしくつまらないことではなく、次のチャンスに向けてとても勉強になることなんだと思ってがんばってほしいと思います。 私は、このオーディションで選ばれたことより、このオーディションを受けたこと、その一歩を踏み出してくれたことに拍手を送りたいと思います。八千代市の広報に気がついて応募して、それに向けて本を手に一生懸命練習して、昨日市民会館にドキドキしながら足を運んでくれた28人は全員が、「すごい!」って思っています。受かった人たちに拍手ではなく、受けた人たちに拍手なんです。私たちは生きていく中で「やろうかな・・・でも、恥ずかしいし、失敗したらイヤだから・・・やっぱりやめようかな」って思う場面がいっぱいあります。やったらやっただけ、嫌な思いをしたり傷ついたりすることもあります。でも、人は傷ついたり嫌な思いをしたりしながら成長するために生まれてきたわけですから、絶対「やってみようかな」と思ったことはやった方がいいんです。28人のみんなはそれをしてくれた子どもたちで、昨日という一日を経験したことが、これからの人生をいっぱい支えてくれるはずだと私は思います。 さて、2月25日は、5人のオーディションで選ばれた子どもたちが、ユックたち5匹のうさぎの声を朗読します。でも、残りの23人の子どもたちにも、舞台に上がって『うさぎのユック』のテーマ曲、私が作った詞をシンガーソングライターの樹原涼子さんが素敵な曲にしてくださった『光る星があったから』を合唱してもらうことにしています。28人全員の都合がつくかどうかはわかりませんが、「やることを選んだ」28人の元気いっぱいの合唱を1200人のお客さまに聴いていただきたいと思っています。また八千代市のフルートアンサンブルのみなさんにも演奏に加わっていただきます。 当日は山中翔之郎さんの『うさぎのユック』の原画展も行われます。また、休憩をはさんで『ふぅちゃん』の抜粋の朗読と私のお話も聴いていただく予定です。きっとそれはそれは楽しいひとときにできると思います。 絵本『うさぎのユック』を通じて、命の大切さ、可能性を信じる強さ、助け合う優しさ・・・そういう人が生きていく上で心の奥の基本にしていかなくてはならないことが楽しく深く伝わっていって、幸せと平和の親善大使としてユックたちが活躍してくれることが、物語を創った私の願いであり、私にこの物語を創るきっかけをくれた少女まゆちゃん・・・まゆちゃんは、今天国で天使としてきっと大活躍していると思いますが・・・の願いであり、ユックたちを可愛らしい姿にしてくださりユックたちに新たな命を吹き込んでくれた山中翔之郎さんの願いです。 12月16日には、チケット発売開始です。指定席と自由席があります。市がこのように朗読コンサートを主催してくれて、このように市民の皆様と一緒に舞台を創りあげることは初めての試みです。ぜひぜひお越しくださいね。 子どもたちも一緒の精一杯の舞台をご覧ください。大ホールでお会いしましょう! さて、きょうのたびたびトークはお知らせがいっぱいです。恥ずかしながら・・・私は生まれて初めてバンドのみなさんに演奏していただきながら、お客様の前で歌います。12月22日(木)樹原涼子さんとごきげんバンドの皆さんのクリスマスコンサートで、『光る星があったから』をちょこっとゲストで出て歌うことになってしましました!どうしましょう・・・恥をかくことになるかもしれない、でも、やはり私は「やることを」を選びました。もうチケットは発売になっています。私のことはさておいて・・・きっと素敵な素敵なクリスマスコンサートです。ぜひお越しくださいね。 それから12月27日(火)15時より聖路加チャペルで恒例のチャリティー朗読コンサート『うさぎのユック』を行います。一般の皆様は予約していただくようお願いします。オフィス梵の方にどうぞ。 長野に着いてしまいました。それではまた! ホームへ |