絵門ゆう子 天国からのメッセージ
     いのちといのちをつなぐ朗読と座談会


             2007年4月8日 八千代市市民会館大ホールにて
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一周忌イベントを終えて            2007年5月  三門健一郎               


 今年の4月8日は花まつりとイースターと統一地方選が重なり、いつもの年より一段と騒々しくておめでたい日になりました。そんな日に、「絵門ゆう子 天国からのメッセージ いのちといのちをつなぐ朗読と座談会」を開催することになったのも、晴れやかなことが大好きだった妻らしい廻り合わせでした。
 一周忌イベントの企画が持ち上がった昨年秋頃、日程については「4月3日の命日に近い日のどこか」ということくらいしか念頭にありませんでした。ところが、ご協力をお願いしたいと思っていた方々の都合がつく日と、会場の八千代市市民会館の空きを照らし合わせた結果、期せずして、すべての針が4月8日に向かっていたのです。もしかしたら、天国でスケジュール調整をしてくれていたのかもしれませんね。

 お礼の言葉があとになってしまいました。ご来場くださった方々をはじめ、イベント開催をサポートしてくださった方々には心から感謝しています。
 妻がいない中で出来ることは限られていましたが、座談会と朗読コンサートのほかに、ロビーではうさぎのイラスト展、ミニ写真展、「うさぎのユック」と「ありがとう」の原画展など、毎週末の実行委員会のミーティングで「できたらいいですね」と話していたことが、ほぼ実現できました。もちろん“絵門ゆう子ファミリー”とも言える方々のご協力があってこそです。中でもイベント実現に向けて力を与えてくれたのは「もう一度朗読をしたい」と言ってくれた5人の子供たちです。昨年2月の浪漫朗読コンサートに出演してくれたときは、オーディションと数回の朗読練習会を経て本番を迎えたので、妻と交流できた時間は決して長くなかったと思います。それでも子供たちの心の中に、妻の思いがしっかりと伝わっていたことが、何よりも嬉しいことでした。
 イベントが終わったあと、涙混じりの笑顔がロビーのそこここにありました。ほっとするのと同時に、このイベントができて良かったと、しみじみ思いました。
 本当にありがとうございました。

 妻が旅立った日―――2006年4月3日は、空は晴れていたけれど、埃っぽい春の風が吹いて、数日前から見頃になっていたサクラを散らせていました。一周忌イベントの日も、サクラの季節の終わり近く。散り残った花のすきまからは、若葉がのぞいていました。これから同じ季節が巡って来るたびに、春の風の中に妻の声が聞こえたらいいな、と思います。願わくは、皆様の心のどこかにも、「ゆっくりと にっこりと」というメッセージと、あの笑顔とともに。


【ご報告】
「絵門ゆう子 天国からのメッセージ いのちといのちをつなぐ朗読と座談会」の来場者は約400名でした。皆様からいただいた入場料の半分と、会場に設置した募金箱に集まったお金をあわせて、212,958円を「財団法人がんの子供を守る会」に寄付させていただきました。ご協力ありがとうございました。
                       
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